空の人
今週のお題「空の写真」
お題もっと簡単にして欲しい。
なんかこう、嫌いな人間の今後を予想しようとか、イキる奴の特徴とか、コンビニでキレる人間のタバコ吸ってる率異常とか
そうゆうのにして欲しい。
空の写真とか難しすぎる。
基本、空は撮らないし、何かオチがある話があるわけでもないし。
もっとこう他人を蹴落とす、貶す、お題にして欲しい。
とまぁ私はクソオブくそな人間だ。
もちろん心の器は大きいと思うのだが、他人を蹴落としたくてしょうがないのだ。
なぜなのか。なぜ、こんなに他人を気にするのか。
それは私が何も持たない人間であり、そのことにより他人が何か持つことに苛立ちを持っているからだろう。
ダセェ。死ぬほどダセェ。マジみじんこぉ。
才能やらなんやらを持つ人は、努力家であり、忍耐強く、他人より己に厳しく、他人よりも己自身を見ているのだと思う。
その結果、持つ者になっていくのだ。と
私の周りの才がある人はみな、そんな人間だった。
しかし、私はそんな人間ではない。
楽したいし、すぐ辞めるし、己に甘く他人に厳しいし、己を見ず他人ばかり気にしている。
そんな人間が持つ者に、なることはないのだ。
私は他人が何か持つことにばかり気にして、己が何も持たないことに気づかないフリをしていたのだろう。
空の人間。
まさに私のことだ。
持つ者に嫉妬し、持たないことを忘れるために、持つ者を貶す。
これほど愚かなことはないだろう。
空っぽだ。私はなんて空っぽなんだ。
空の写真とは、ただの風景の写真ではなく空の人間に「あなたは何も持たない人だ。空っぽだ。」と気づかせるためのお題だったようだ。
イッキイッキわっしょいソイヤッな人生にするために何か持つ者になりたい。